慶応元年(1865年)八月九日 高杉晋作の発議により、わが国最初の招魂社の落成しました。感慨を詠まれたものです。 平成十七年(2005年)140年を記念して「櫻山神社招魂」に納められました。
高杉晋作直筆の巻物を撮影して、ステンレスにエッチングしています。ステンレス表面は、和紙の再現を意識した仕上げで、筆の転がってできた滲みまでも再現できようにと努めました。櫻山神社の宝物として、長府博物館に収蔵されており、展示の際には、観ることができますが、神社にご参拝された時にも屋外でその地で観ていただきたい。宮司のご希望から、デザインを進めました。桜御影を台座にして黒御影の台、巻物のフォルムで仕上げたものです。