ご紹介の巌流島サインは、佐々木小次郎・宮本武蔵像が、島内に建立された際に、設置されたものです。巌流島の歴史の綴られた「案内モニュメント歴史編」、柱の部分に両雄を見立てた岩を用いた「案内MAP」、唐戸渡船場にかつて船島と呼ばれていた事から形作られた「巌流島渡船場サイン」の三体です。
像の傍らに居ます。1612年の「武蔵・小次郎」の決闘のシーンと、その後の巌流島の歴史などが綴られています。
****** 天からから降ってきた巻物は、地面に突き刺さり、斜めの状態でとどまっています*****
決闘という壮絶な緊張感が、現代に時を超えて伝わってきそうな様子を表現できればと思いました。
岩に見立てた両雄を柱にしてモニュメントのような島内の案内MAPです。 武蔵を、割肌の砂岩。 (無垢を二分割して板面を挟み込んでいます。) 小次郎は、繊細でシャープな白御影の磨きとSUS鏡面。
当時の巌流島は「舟」の形に似ており「船島」と呼ばれていました。 それが、この形の由縁です。 また、すぐ側の海響館とのバランスをとりました。